人と人との出会いは、“目”が合うことに始まる。
その出会いの中にも、
“心”や“体”の変化をもたらす事がある。
その“まなざし”の中に、
潜んでいる“心”が反応し合う事がある。
諸々を受けとめてくれる様な“目”もあれば、
明らかに拒絶する様な“目”もある。
その人その人の“心境”が、
映し出される。
“目は口ほどにものを言う”と、
言われるのもうなづける。
その“心境”が口に表れると、
“言葉”として発せられる。
いづれにしても“心”と“体”は、
“命”とあいまって、
共に諸々の変化を呈する。
相手の状態を変えようとすると、
何らかの抵抗が生じやすい。
だって、人間は“天邪鬼”なんだから・・・
つまり強要や強制などの“押し付け”ではなく、
自らの心の在り方こそが一番大切なのではありませんか?
ありがたいことに“命”本来の姿は、
≪常に良くあろうとしてくれている≫わけですし、
自分の“心”も、
常に良くありたいと願っているのなら、
その“良くなるように為すか、為さぬか”が、
決め手になるのではないでしょうか?
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■ “感覚”に従うか? “考え”に従うか? ■A:「それで、気持ち良いですか?」
B:「ハイ! イタキモチイイです!」 某所での、操体法の指導者講習会の一コマです。
A:「本当に気持ち良いのなら、脱力したら、もっと気持ち良くなるでしょうね!」
B(上向きに寝て、右手を水平方向の上向きに伸ばしながら)「ハイ、気持ち良いです!」
A:「一番気持ち良いところで、脱力してみて!」
B: ・・・・・(脱力)
A:「もう1回動かしてみて! さっきと、どう?」
B:「やっぱり気持ち良いです!」
A:「一番気持ち良いところで、脱力してみて!」
B: ・・・・・(脱力)
A:「じゃ、もう1回動かしてみて! まだ、
気持ち良い?」
B:「エエ、
痛気持ち良いです!」
A:「まだ、
痛気持ち良いんだぁ!」
B:「縮んでいるところが、伸びていて、
気持ち良いです!」
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■ 大きく息を吸うと、胸が痛い! ■ 一週間前のことです。
92歳の母が、机の前の物に手を伸ばし、取り損ねて胸を打った。
身長168㎝、体重40㎏。 超細身。
「手を前に伸ばすと、右脇が大分痛い!」 少し忙しい時期だったので、応急処置としてキネシオテーピングと操体をさせてもらった。
結構、楽になったと喜んでくれた。
一昨日、
「手は動かせるようになったけど、大きく息を吸うと、まだ痛い!」とのこと。
そこで、テーピングをしなおして、少し
「呼吸の操体」をして貰った。
少し、そのやり取りを書いてみます。
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