操体は個人個人の「快」の感覚を追求します。
そして、ありがたさをしみじみと味わいます。
操体を続けてやっていると、ありがたいという気持ちも、
どんどん深く感じるようになっていきます。
この辺は仏教や神道などと似ているところがあります。
晩年の橋本敬三先生は、どんなことにも
「ありがたいなあ」
と感じられていたそうです。
【“「快」 そんなの関係ない?”の続きを読む】
北村先生は、最近とてもお忙しいそうです。
話をお聞きすると、お金にならない世話役的な
お仕事をたくさんこなされておられます。
好きで、自発的にされているのが
はた目で見ていてもよくわかりますが、
全く感心します。
以前、東大寺のお水取りを案内してもらったとき
先生の母方の家系がお殿様だったと
お聞きしたことがありますが、
北村先生を見ていると、
その暴れん坊ぶりが、戦国時代の
地方豪族のお殿様という感じがします。
それと最近は、神経難病の患者さんや、がん患者さんなど
厳しい状況の患者さんが立て続けに
治療に来られているそうです。
わらをもすがる思いで、必死でたどりつかれた方が
多いので、大変そうですが、
嬉々として治療をされています。
【“無の操体は重病の方にもいいです”の続きを読む】