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無の操体

奈良操体の会のブログです。痛みなどの不快な症状は、実は体をちょこっと動かすだけで消すことができます。この一人操体法を身につけて、日常生活にとりいれると、「快」の極楽世界が待っています。

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息の操体法 2

■ 息すると、左胸が、痛~い! ■ 


 今朝、伸びをしたらギュッッと痛くなった!

 今日、最初の患者さんの第一声でした。

 立位での動診をしてみると、どの動きも激痛はない。

 しかし左胸から左脇・左肩背にかけて、5段階の中程度の痛みを自覚する。
念のため、重心(正中線の歪み)を測定してみると、上半身は右に(22mm.)大きくズレ、腰の辺りは少し左に(7mm)ずれていた。

「軽く息を吸ってみて、痛みが出そうになったら教えて!」、「スーーーッ、アッ! チョッと痛い!」。
「そこから、もう少し吸い足すと?」、「痛みが増えます!」。
「痛みが増えると、良いの?良くないの?」、「良くないと思う!」。
「それなら、どうしたらよいと思う?」、「吐けば良いのですか?」。
「私に聞いてもわからないから、動いてからだに聞いてみて!」、「ハーーーッ、この方が楽です」。
「じゃ、そのまま吐いてみたら?」、「ハーーーッ、アッ、やっぱり痛いです!」。
「吐き過ぎても痛くなるんなら、ちょうどいいところないのかなぁ?」、「・・・・・・・・・」。
「・・・・・・・・・・・」「・・・・この辺りが何も無くなります!」。
「じゃ、そのあたりで、からだ全体のバランスを取ってみたら?」、「・・・これ位です!」。
「一番違和感がなくて、一番安定感があるところを、動いてみて、見つけて!」、「ここです!」。
「快さと安定感が、からだ全体に行き渡ったら、そこで息と力を抜いて、落ち着けて・・・」、「・・・(フニャ~ッと脱力)」。
「もう一度、同じように、軽く一息入れて・・・」、「スーーーッ」。
「抵抗感や痛みが現れると、そこが“折り返し点”だから、そのから、その痛みを抜いていくようなつもりで、息をゆっくり抜いてみてください!」、「ハーーーッ」。
「じゃ、そのあたりでからだ全体のバランスを取ってみたら?」、「・・・こうですね!」。
「一番違和感がなくなって、一番安定感があるところを、ゆっくりゆっくりと動いてみて見つけてようね!」、「ここです!」。
「快さと安定感が、からだ全体に行き渡ったら、そこで息と力を抜いて、落ち着けて・・・」、「・・・(フニャ~ッと脱力)」。
「同じように、10回位繰り返してみてください!」、「スーーーッ、ハーーーーーッ」。
「だんだんと息遣いが大きくできる様なってきましたね!」、「スーーーーッ、ハーーーーッ」。
(10数回してみて)「どんな具合いですか?」、「もう痛くなくなりました!」。

 今朝の患者さんとのやりとりを、少し要約して書いてみました。

 「息の操体法 1 」でも述べましたが、快く息を吹き返すことの大切さを再確認しました。

 患者さんが「大きなため息」をつきながら「身もだえ」する事の意味を、再確認していただきました。

 「大きなため息」も「身もだえ」も、状態が悪いときにするものだから、そのこと自体が悪いこととみたりしている人が多くはありませんか?

 私がある患者さんに関わらせていだたいた時に、“からだが良くあろうとして、していること”と知りました。

 生きている限り“からだは良くあろうとしている”と言う事を知ると、“自らのいのちの意に沿うように、自分自身がしなければならないこと”を思い知らされます。

 操体三昧! 

 生き方すべてが“快く”感じられるようにしてみませんか!  合掌
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息の操体法 1

■息の操体法■

 「生きる」って言葉の語源は“息する”なんだよね!
この何も意識せずにしているしている“息”についてチョッと考えてみよう。

 「呼吸」って言うでしょう。
何故、“呼”が先で“吸”が後なんだろう、って思ってたんです。

 それがある時、テレビを見ていて アッ! ソウダッタンダ! と思い当たる事があったんです。
 それはね、イルカだったかクジラだったかは忘れたけれど、海の中から顔を出すシーンでした。
 顔を海面に出すと同時に プシューーーッ と潮吹きをしたんです。しかも、気持ちよさそうにです。“呼”と“吸”の在り方が、テレビで見えたんです。
 それは人間と同じ哺乳類なんでしょう。しかも、同じ肺呼吸をしているわけですよね。
それで“呼吸”の疑問が一つ消えて、ストンと胕に落ちたんです。

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