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無の操体

奈良操体の会のブログです。痛みなどの不快な症状は、実は体をちょこっと動かすだけで消すことができます。この一人操体法を身につけて、日常生活にとりいれると、「快」の極楽世界が待っています。

人がうつ伏せに寝た時、上から見て凹んでいるところはどこ?

一つ、首の後ろ。
一つ、腰。
一つ、膝の後ろ(膝窩)。

以上の3ヶ所が大きな凹みである。



立位で、
六種類〔前屈・背屈・左伸ばし・右伸ばし・左捻り・右捻り〕の動診をすると、
殆ど全員がこの近辺に症状が現れる。

からだの前に現れる症状と比べると、
後面:前面は10:1~2
といっても良いと思うほど歴然と差がある。

鍼灸では、
太陽膀胱経と言う“経絡”が走るところでもある。

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足のふんばり

無の操体ではまず、
日常の感覚では無視している体の感覚を、
繊細に聴くことが必要です。

初めて北村先生の所に治療しに来た人は、
体が繊細に出してくれている
たくさんの異常感覚を
いかにしてとらえるか、
約1時間かけて探ることから始まります。

そんな異常信号、異常感覚が、
体のあちこちにあったんだということに気がつけば、
次の段階として、
体を無の状態にもっていき、バランスをとって
体のゆがみを自分で治すことを
練習します。

うまくできれば、歪みが治って治療になります。
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“歩き方も操体”で・・・

■“歩き方も操体”で・・・■

 ある時、膝が痛いので操体の治療をしてほしいという方が来られました。
聞けば、大学時代に空手部の主将をしていて、ずいぶん無理をされていたそうです。

 この方が来られた当時(15~20年位前)は、患部(膝)を中心に運動分析をして、患部(膝)を中心とした操体の治療をして、それで“良し”と思っていた頃のことです。
 もちろん全身の操体はしていましたが、まだまだ意識の中心は“患部”にあり、“治療法”にありました。

 その頃の私の中での変化は、《してあげる操体》から、《させていただく操体》に変わった時期ではなかったかなと思います。

 まだまだ“治療”としての操体法だったんです。
その操体の治療をさせていただきながら、操体のやり方などについて、患者さんといろいろな話をしていました。
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