「今日退院してきました。
言われた様に病院のベッドの上で、
しょっちゅう操体法をしていました。
他の入院患者さんたちは、
しばらく寝ているものだから、
あっちが痛い、こっちが痛い、
と困っておられましたが、
変だなぁと感じたら、
大きなため息をつきながら、
少しでも気持ちよくなる方を動いて見つけ、
上手に身もだえをしていましたから、
本当につらいことは全然ありませんでした。」と。
そして「他の患者さんや、
看護婦さんたちに教えてあげても、
ハハハハッと笑っておられるだけで、
実際にやってみようとされませんでした」と
言われました。
この方も、
結構古いお付き合いをしている方ですが、
今回検査入院してみて、
じっと寝ているのがつらくて、
サテ、さてどうすればよいかと
“問題意識”を持つことができたおかげで、
操体法の素晴らしさを、
“身をもって知る”ことができたと思います。
橋本敬三師は、
何かにつけて“ウソか ホントか やってみな!”と
よく言われました。
“頭で分かっていた”つもりの物事が、
身をもって気づいてこそ“解かる”と
言えるのではないでしょうか。
操体法の普及には、
これらの事実を伝える手段として、
次の二つが大切だと思います。
◆目にモノ見せること
◆実際に動いていただき、身をもって知っていただくこと
これらの事実を伝えるということにおいて、
“身をもって知っていただく”ことが
最終目標だとすれば、
実際に改善する様を見ていただき、
“目にモノ見せる”ことは、
その入り口に過ぎません。
本に書きあらわすことや、
このように言葉として表現することは、
その“入り口の入り口”に過ぎません。
でも、
この小さな入り口がなければ、
大きな道へはたどり着けないかもしれません。
文章はうまくはないけど、
やっぱりかけるだけ書かせていただきますか・・・
お付き合い下さいね!
できれば、
本音のご意見やご質問が有ると嬉しいなぁ! 合掌
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