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無の操体

奈良操体の会のブログです。痛みなどの不快な症状は、実は体をちょこっと動かすだけで消すことができます。この一人操体法を身につけて、日常生活にとりいれると、「快」の極楽世界が待っています。

人がうつ伏せに寝た時、上から見て凹んでいるところはどこ?

一つ、首の後ろ。
一つ、腰。
一つ、膝の後ろ(膝窩)。

以上の3ヶ所が大きな凹みである。



立位で、
六種類〔前屈・背屈・左伸ばし・右伸ばし・左捻り・右捻り〕の動診をすると、
殆ど全員がこの近辺に症状が現れる。

からだの前に現れる症状と比べると、
後面:前面は10:1~2
といっても良いと思うほど歴然と差がある。

鍼灸では、
太陽膀胱経と言う“経絡”が走るところでもある。


何故、この三つの凹みに症状が良く現れるのだろう?

よくよく観察してみると、
立ち座りにしろ、
歩くにしろ、
物の上げ下げにしろ、
一番伸縮する場所であり、
衝撃を吸収する働きをしてくれているところでもある。

橋本敬三師が、
初診の患者さん全員の“膝窩の圧痛”を診ておられたのは、
一番“歪み”が溜まり易いところだからなのではないだろうか?

潜在している歪みであろうが、
顕在している歪みであろうが、
膝の下から“2・3指の腹”で真上に持ち上げるようにすると、
ひどい人は飛び上がるほど痛がられる。

橋本敬三師は、
その膝窩の圧痛の解消に当たって、
立膝をして寝て頂き、
“両爪先を目一杯反り返らせて見れ!”と言われ、
先生は足首から甲にかけて、
真上から適度の抵抗をかけられ、
全身運動を誘発させながら、
瞬間脱力させておられた。

なるほど、たったそれだけの事であるが、
もう一度膝窩を同じ様に持ち上げてみても、
痛みが抜けていてケロッとされ、
患者さんはキツネにつままれたような顔をされていたのを思い出す。

観察記録用紙を活用し、
橋本敬三師の様に、爪先反らしをして頂くだけで、
再度観察記録用紙を使って
六種類の動診をしてみると、
膝窩の圧痛が解消しているだけでなく、
腰や首の痛みも消えてしまっている方が多々ある。

同様に、他の患者さんで、
首の操体だけを、
全身を使ってしていただくと、
うまく全身が連動すると、
首だけでなく、
腰や膝窩の圧痛も消えてしまう方々が多々現れた。

同様に、
片手だけを快く動かして頂き、
その手を“手がかり”にして、
全身が快くなるような動きが出来れば、
その片手だけの動きで、
全身の症状が消えてしまう方も現れてきた。

改めて感じている事は、
“丸ごとで一つのからだには、部分なんて存在せず、
少し本気になって、
少し本腰が入るように、
快さの加減を上手にして、
全身に快い反応が起こるように動く”事さえできれば、
全身が快くなるのではないだろうか?

つくづく、その様に感ずるこの頃である。

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 お読みになってのご意見や、
 ご質問等をいただけると
 本当に嬉しいのですが・・・ 合掌
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テーマ:心と体にいいことはじめよう! - ジャンル:心と身体

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