FC2ブログ

無の操体

奈良操体の会のブログです。痛みなどの不快な症状は、実は体をちょこっと動かすだけで消すことができます。この一人操体法を身につけて、日常生活にとりいれると、「快」の極楽世界が待っています。

“ゆらぎ”と“身もだえ”の効用

この何カ月間か、
折りに触れて患者さんに試して
みていただいていることがある。

 基本の手順はいつもと同じである。
◇通常の問診をする。
◇立位で6種類の動診をし、
  一種類ごとに観察記録用紙に記録する。
◇ベッドに腰掛けていただき、
  本当にゆ~くりと微妙に動いて、
  からだ全体を使って“ゆらぎ”を楽しんでいただく。
◇再び、
立位で6種類の動診をし、
  一種類ごとに観察記録用紙に記録する。

 本当に驚くような結果が次々とできている。
ただ動くとはなく・ゆっくりと、こころよく、
動いていただいただけである。


 中には全身に散在していた“不快”が、
まったくなくなってしまう方もしばしばある。

 たまには改善しにくい人もいる。
しかし不思議なことには、
一人として改善しない人はいない。

 考えてみると、
外からの見た目には、
動いているとは見えない程度の、
ゆっくりとした微妙な動きだけに
いつでも、
どこでも、
だれでもできる。
◇バスや電車の中でもできる。
◇テレビやパソコンを見ながらでもできる。
◇洋式便器に座りながらでもできる。
◇慣れてくると立ちながらでもできる。
◇もっと慣れると、歩きながらでもできる。
◇身の置き処がなくなった時には、意識せずともしている。

ふと20年ぐらい前のことを思い出した。
奈良県に王寺町という所が有る。

 そこにお住まいだった薬剤師さんのご主人が、
肝硬変になられ、
食道静脈瘤破裂を起こされて、
身内の方が集まりお葬式の相談もしておられた。

 そんな中、
その薬剤師らに乞われて病院へ駆けつけたことがある。

 その患者さんは
か細いうめき声を出しながら、
辛そうに“身もだえ”をしておられた。

 足元に立たせていただいて
足のゆびに触れると、
硬く強ばっているゆびがあったので、
しばらくゆびもみをさせていただいた。

 そして患者さんの耳元でゆっくり語りかけた。
◇声を出してもよいから、
 しんどさを吐き出すようなつもりで、
 思いきり気持ち良く“ため息”をついてみてください。
◇もう一つ、
 気持ち良く“ため息”をつきながら、
 少しでも気持ちよくなるように“身もだえ”してみて下さい。

 漢方薬等もお飲みになられたが、
これをきっかけに生き返られたことがある。

 その方のご家族とは今も付き合いがあり、
“あのときは本当に奇跡が起こったのですね”と
今でも話題にのぼる。

 患者さんにとっては
確かにしんどいのは事実であろう!

 しかしよくよく観察してみると、
確かにからだがしんどいだろうけれど、
からだから無意識に発する“うめき声”も“ため息”も、
そして無意識にしている“身もだえ”さえも、
患者さんの意識とは関係なくしていることである。

 むしろ状態が悪いからこそ、
“からだ自体”が≪良く(快く)あろう≫と
反応している“証”と言えるのではないだろうか?


 専門家のいうことを
そのまま鵜呑みにするのではなく、
深く考察してみて、
一旦“我が身に照合”し“快”か、“不快”か、
よくよく吟味して行う必要があるのではないだろうか?
スポンサーサイト



テーマ:心と身体のケアを大切に! - ジャンル:心と身体

コメント

コメントの投稿


管理者にだけ表示を許可する

トラックバック

トラックバックURLはこちら
http://narasoutai.blog52.fc2.com/tb.php/158-2e8bfaea
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)