FC2ブログ

無の操体

奈良操体の会のブログです。痛みなどの不快な症状は、実は体をちょこっと動かすだけで消すことができます。この一人操体法を身につけて、日常生活にとりいれると、「快」の極楽世界が待っています。

息の操体法 1

■息の操体法■

 「生きる」って言葉の語源は“息する”なんだよね!
この何も意識せずにしているしている“息”についてチョッと考えてみよう。

 「呼吸」って言うでしょう。
何故、“呼”が先で“吸”が後なんだろう、って思ってたんです。

 それがある時、テレビを見ていて アッ! ソウダッタンダ! と思い当たる事があったんです。
 それはね、イルカだったかクジラだったかは忘れたけれど、海の中から顔を出すシーンでした。
 顔を海面に出すと同時に プシューーーッ と潮吹きをしたんです。しかも、気持ちよさそうにです。“呼”と“吸”の在り方が、テレビで見えたんです。
 それは人間と同じ哺乳類なんでしょう。しかも、同じ肺呼吸をしているわけですよね。
それで“呼吸”の疑問が一つ消えて、ストンと胕に落ちたんです。


 イルカもクジラも、海中で長く潜って泳いでいると“苦しさ(不快)”を次第に感じてくるんでしょうね。“不快”が増してくると、“快さ(快方)”へ向けて「行動転換」を無意識的にするんでしょうね。
 “どうすべきか?”なんて、余計なことは考えずに。

 もう一つあるんです!
赤ちゃんの“産声”から学んだこと。

 お腹の中の赤ちゃんは“羊水”に浸かっているんです。だから、赤ちゃんの肺の中には、“空気”ではなくて“羊水”が入っているんです。
 と言うことは、まだ「肺呼吸」をしていないと言うことなんです。
じゃ、何処で息をしているかと言うと、お母さんが呼吸をしてくれて、それを「胎盤」を介して息をしているんです。
 と言うことは、生まれ出てくる時に、最初にするのは “羊水を吐き出す” 事なんですよね。
そして、外界の空気が肺に入ってきて “産声” をあげると言うわけなんです。

 お腹の中の世界から外の世界に“移動”するのって、大変な切り替えが必要なんでしょうね。でも、赤ちゃんは何も考えることなく、自然にそれをやってのけている。
 それは大きな大きな切り替えなんでしょうが、外界に “適応する” には避けて通れないことなんですよね。

 つまり、からだの内の変化であれ、外の変化であれ、その変化に “快くなるように、対応すること” こそが、動物としての最低限せねばならないことなんですよね!

 意識しようが、意識しまいが、今、ココに、こうして生き、反応してくれている“我いのち”。
その “いのちとの関わり方” で、一番大切なことは「快くなる息づかい」を意識して取り戻すことじゃないのかなぁ、と今は思っています。
 意識せずに見失っていたことだから、意識して取り戻す。
つまり、意識して目指すのは、意識せずともできる“快い息づかい”なんだよね。
 すこし変だけど、人間が変なんだよね! 人間だから、仕方ないかぁ!

 少し、現実的なことも書いておきます。

 息を詰めてする“勉強”や“仕事”。  多くないですか?
それが一段落して開放されると、人に言われなくても“伸び”や“あくび”をしませんか?
 だから、身近に病気の方がおられたら、もっともっと“ため息”をするように勧めてあげて下さい。
 できれば“ア~アッ”なんて、気持ちよく声が出せたらもっとよいでしょうね。
 併せて、 “快くなる方へ、微妙に身もだえ” しながらできると、もっともっと “良くなる(快くなる)” のではないでしょうか。

 お葬式の段取りまでしていた方が、生き返ったという例もあるくらいなんですよ!

 まぁ、生きてるんだから、息は自分ですることですよね!
誰もが死ぬまですることなんだから、自分で “どうすれば良い(快い)” かを会得するしかないもんね。
 自分のからだに、どうすれば快くなるか教わるしかないもんね。

 何かあったら、また一緒に考えて見ましょうよ!
気軽に、力まずに、一つ一つ・・・・・
スポンサーサイト



テーマ:自分にできる事から - ジャンル:心と身体

コメント

シンクロニシティ

今日、たまたま肉屋さんのおじさんが、
「背を伸ばすと腰に痛みが走るねん。ヘルニアかなあ」と
心配されていたので、ちょっと操体を試してもらいました。
すると、「あっ、ちょっと良くなった」と喜んでもらえました。
その時に、発せられた言葉が
 「これは呼吸法か?
  息を吐くことを忘れていた。
  息を吐くって気持ちいいなあ」
でした。
操体を全くご存じない肉屋さんにとっては、
単なる呼吸法に思えたようです。
このブログを読んで、おお、シンクロニシティって思いました。

  • 2008/02/11(月) 19:13:07 |
  • URL |
  • 空 #-
  • [ 編集 ]

コメントの投稿


管理者にだけ表示を許可する

トラックバック

トラックバックURLはこちら
http://narasoutai.blog52.fc2.com/tb.php/5-b058607e
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)