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無の操体

奈良操体の会のブログです。痛みなどの不快な症状は、実は体をちょこっと動かすだけで消すことができます。この一人操体法を身につけて、日常生活にとりいれると、「快」の極楽世界が待っています。

『第2回21世紀統合医療フォーラム』印象記 ⑥



第一日目のワークショップ①
私、北村翰男がさせて頂いた。
大きな流れは〔観察⇔考察⇔実習⇔生き方の変容〕であった。

 前回は、 “二つの予備実習”の内、◆からだ全体を見渡せるようにするための実習について書いた。

 ここでは、◆微小感覚を見落とさないようにするための実習について、
実際のやりとりに先立って、
如何に“小さいけれど、大切な情報を見落としているか”
ということに気づいて頂く為の要領について書いて置く。

◆目的は、“小さくても、小さいなりの意味がある情報”に気づき、
対応できるようになること。
◆故に、からだを動かしてみることによって、
多くの人が問題とみている“痛み”の有無を問いかける。
◆その中から、どっちへ動かしても“痛くない”という人を選んで
モデルになっていただく。
◆そして、対をなす逆向きの動き
(例えば、内向きの捻じりと外向きの捻じり)をして頂き、
みんなの見ている前で“どっちへ動かしても、
何ともない”ということを確認する。
◆今度は改めて、先程とは少し違う問いかけをすることを断ったうえで、
“強いて言えば、か~るく動かせる方はどっち向き?”と言うように問い直す。
◆抵抗がなく、軽く動かせる方を確認したうえで、
それでは反対の方へ動かしたら、
どの辺りに抵抗感があるの?と、問い直す。
◆そして、この痛くもなんともない“抵抗感”も、
操体時の手がかりとして拾い挙げるようにしないと、
本当に何ともない“快適な状態”へはたどり着けない、という事を知って頂く。

 それでは、実際にしゃべっているように書いてみる。


◇(前回した、からだ全体を見渡せるようになる為の予備実習を踏まえて)
先程の実習で、からだ全体を見渡す上で、
基本となる観方はご理解いただけたことと思います。
◇念のためもう一度確認しておきますよ。
目立つことにだけ目を奪われることなく、
からだ全体を見渡して、
見落としがないようにからだの隅々に目を向けるということが大切でしたね。
◇ただ、もう一つ押さえておきたいことがありますのでお付き合いください。
◇右手の力をダランと抜いて下さい。
そして、手のひらを軽く開いてください。
右手の親指を外に向けて、右腕を外に向けて捻じってみます。
同じように、右手の親指を内に向けて、右腕を内に向けて捻じってみます。
◇腕を捻じってみて、どこかに、少しでも“痛み”を感じた人おられますか?
 (ここでの目的は“何ともない”という人を選び出すこと)
 チョッと手を挙げてみて下さい。
◇(手を挙げてくださった方に対して)
 みなさん、よかったですねぇ!
 あなたのからだが、“そうしない方がいいよ!”と
教えてくれているのですね!
 “からださん、ありがとう!”と、お礼を言って、手を下ろしましょう!
◇それでは、何ともなかった方は手を挙げて下さい!
◇手を挙げて下さった方に、もう一つ質問です。
◇もう一度同じことをしていただきます。
右手の力をダランと抜いて下さい。
そして、手のひらを軽く開いてください。
右手の親指を外に向けて、右腕を外に向けて捻じってみます。
同じように、右手の親指を内に向けて、右腕を内に向けて捻じってみます。
◇腕を捻じってみて、どっちかと言うと“軽い方”とか、
“抵抗感がない方”というのはありませんか?
◇(微小な症状を拾い上げずに、戸惑っておられる方に対して)
“どっちもあまり変わらない”という人は、痛くも何ともないけれど、強いて言えば“動かしやすい方”を見分けてください。
◇(それでも分からないという人に対して)
 同動かしても、右手は何ともないという人は、
同じように左手を捻じってみてください。
◇(抵抗を感じたと言う人に対して)
 どのあたりに感じるか、教えていただけますか?
◇(その部分を手で押さえて頂き、他の参加者にも確認して頂き)
 ほんの少しだけど、この辺りに感じておられるのですね!
◇(その人に、優しく語りかけるように)
 先程は、何ともないと言われましたが、“ほんの少しだけ有る”のですね!
◇(時には“これ位のことは、普通”と言って抵抗を示される人に対して)
 それでは反対の方へ動かしてみてください!
 無理なく、普通に動かしてみて、こっちはどうですか?
◇(“こちら全然なんともない”という回答を引き出して)
 こちら“全然なんともない”ということは、
 反対へ動かした時には、どういうことですか?
◇(“少し変”だという回答を引き出して)
論より証拠、それではみんなで快い方へ動かしてみましょう!
◇それでは、ご自分の感じる方の手を、
 例え少しであっても感じるところまで動かして、
 そこから快くなる方へ動かしてみましょう!
◇(何かを感じるところまで動かしてみて)
 まずどっち動かせばよいのか、
 “動かしてみて見分ける”ことをしてみましょう!
◇その捻じる動きを、
 そのまま進めてみると・・・・・
◇(“増える”ことを各自が確認したうえで)
 そこからゆっくりと戻してみると・・・・・
◇(“減る”ことを各地が確認したうえで)
 どっち動けば良いか、
 あなたのからだが教えてくれていることに気づきましたね!
◇それでは、
 どっちの方へ動かせば、
 “快方”へ向くのかということが分かりましたので、
 実際に“自分が快方へ動かす”ことをして見ましょう!

 この続きは次回に・・・・・
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